📜 本多雖軒のことば(一節)
「人の上に立つは、才よりもまず徳を積むべし。」
(※『国分寺市史料集Ⅳ 本多雖軒関係文書』より書簡抜粋・現代語訳)
💡 解説
この言葉は、本多雖軒が門弟のひとりに宛てた手紙の中に記されています。
「才能」や「知識」があっても、人の上に立つ者にはまず「人としての在り方」=徳が求められるという教えです。
江戸末期の混乱期に、社会のリーダーが何を備えるべきかを問い続けた雖軒の姿勢は、まさに現代のリーダーシップ論にもつながるものです。
🖋 解説ポイント
- 「才よりも徳」=知識や能力の前に人間性が重要
- 「積むべし」=日々の行いで徳は育まれるという姿勢
雖軒は、指導者とは命令する者ではなく、周囲の信頼と敬意を集める「背中で語る存在」であると考えていました。
🔍 史料との関連情報
- 出典:『国分寺市史料集Ⅳ 本多雖軒関係文書』 第34号書簡(仮)
- 時期:文久3年ごろ
- 相手:学問所の若き指導役に任じられた門弟
📚 連載構想 続きの予定
- 第4回:地域との関わり方(国分寺・高崎藩など)
- 特別編:本多雖軒が遺した教育観の核心


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